感想: 音符感覚に関しては正直に言ってしまうとよく理解していないというのが本音ですが、 この譜面は少しでも変えると今のバランスが全て崩れてしまいそうで「完全に整っている」と思えました。 配置の面でもう一つ言うと、一つ一つの配置の対比がこれまたとても上手でした。 前半で112と221の対比をしてから後半の怒涛の反転配置は特に面白かったです。 感想:非常に難解なリズムの中でも"配置の軸"の存在や前後の繋がりを感じる譜面でした。プレイ面もこれだけ複雑なリズムでもプレイがしやすく、また確実な打鍵感を感じました。 試行錯誤を重ねてこの配置に辿り着いたんだろうな、というのがひしひしと伝わってきます。 感想: かなり複雑な音が鳴っていますが細かいところもしっかりとれていて高評価です 配置配色のあそびもあっていいですね。 ただ、最後まで複雑なリズムばかりだったのはちょっと残念かも... もう少し落ち着いた場所があるとなおいいかなと思いました。 感想:特殊な音符間隔というものにフォーカスを当てて、そのテーマに対してのこれでもかという情熱が譜面を通して伝わってきます。 それを伝えてくれているのがまさしく配置、配色、スクロールなどすべての要素から形成される「圧」です。 芸においてはそれほど目立ったことをしていないからこそ際立つ配置の強さだと考えています。 またこの譜面は魅せるところとそうでないところの緩急が非常に上手です。魅せるところでないところまでも細部まで細かく作られており、それが結果として全体のまとまりを生み出していました。 8~23 22小節の24分含みの長複合は序盤にしては少しやりすぎかなと思いましたが、このパート全体的には落ち着いていて非常に良いと思いました。 23小節から早くもリズム難を出してきたな!と思ったら、曲がそう鳴っているんですねw イカレ曲だー 24~40 16分主体がとてもかっこいい!24分混じりの複合もそこまで違和感無く叩けました。 大音符を使ってちゃんと区切りをつけているのも良いですね。 34~35の跨ぎの24分(?)は初見の時ビックリしました(これ以降の箇所ではずっとビックリしているんですが) この譜面のテーマである特殊な音符間隔というものの予告として出てきている感じがしてとても良かったです。 40~47 そう置くか〜!と思いました。  2210112022101120という配置は割と斬新で面白かったです。この直後の地帯との対比で16分のアプローチを強くしているのかなと思いました。 48~64 すげーー 大音符を使っているので20分とかいろいろ使っちゃっても主軸のリズムが崩れていないのがステキです。 20分に関しては逆配色が結構あって面白いことやっているなあ〜と思いました。 58小節の3拍目の大音符については今まで置かれていた面大音符の音が鳴っていないのに置かれていて少し違和感がありました。 73~80 ここで32分を登場させてここから明らかに変わるヨというのを説明しているのが凄いなあと思いました。 81~96 ここでもよくわからないリズムを登場させていますが、めちゃくちゃまとまって見えるのがすごすぎます。 主軸のリズムをしっかりしようという意思が伝わってきてとても良いです とても しかもそのリズムをしっかりあるべきところにドンピシャで置いているのがすごいです 音取りの鬼ですね。 97~110 う わ あ あ あ あ あ ! ! ! ! ここがこの譜面最大のイカレ箇所かと思います。 特殊な音符間隔+高難易度という二つの事に対しての「挑戦」というものがとても伝わってきます。 鏡配置など使っているのも面白く、それによって更にこのパートの印象を強めることに成功していると思いました。 いやーもう常人にはわかりません、スゴイ! 圧倒的で、確かな熱を感じる譜面でした。ありがとうございました。(なんきょく) 感想: 12分の入りなども綺麗で24分でめちゃくちゃに暴れるのかと思わせて リズム以外はそんなに難しくもなく,速度が速いわけでもないので 思ったよりプレイしてると優しいです. とはいえ,後半にいけばいくほど鏡配置が結構無理やりな気がします. 鏡配置にするために,この曲が得意なことをないがしろにしているような 印象です.その点で,後半はちょっと納得できませんでした. 32分音符も,僕は相当にこれが苦手で,使いどころはもう少し シビアに決定すべきだと思っているので,これもまた納得できない理由です. 感想:音ハメやフィーリングとかで特殊な音符間隔を多用していましたが、そのすべてが奇麗にハマっていて面白かったしプレイしていてとても気持ちが良かったです。配色は奇麗だったし一番最後を除けば?ある程度叩きやすいように工夫されていて良かったです。非常に詰めがいのある譜面でした。 感想: 配色が良く考えられていたなと思います。展開もはっきりと付けられており、すごく満足感がありました。特に、81小節目〜の地帯は、非常に音符が丁寧に置かれており、次はこうしてほしい、という配置になっていたと思いました。ただ、ラストは少し詰め込みすぎだったかなと思います。 感想:忠実な音取りで、とても良い仕上がりになっていると感じました。 ただ、フィーリングで置かれている20分音符は個人的には必要ないと思いました。 54,55小節は今後出てくる20分音符の布石として置かれているように感じましたが、そもそも97,101小節などでは鏡配置をするために無理やり置いたように思えるので、 もうちょっと一般的な音符間隔でできる範囲の鏡配置も考えてみてはいかがでしょうか。 (重光春輝/80/(7)) 感想:多彩な音符間隔と配色が目を引く譜面でした。 最初は曲に忠実に配置しながら、展開が進むにつれてフィーリングを爆発させていき、この曲の独特な雰囲気を上手く表現できています。 一方でプレイ面は×、です。 前述のとおり音符感覚が多彩すぎるせいで、1001001001001000,のベースになってる箇所を見失ってしまったり、「これは20分?24分?28分?? どう叩けばいいんだ?」と困惑したりしました。 そこまで理不尽な難易度ではない者の、鑑賞用譜面としての属性が強かったと思います。 感想: この大会のレベルの高さを象徴するようなハイレベルな配色が織り込まれた譜面だと思いました。譜面製作者の技量を感じさせられます。 様々なパターンが構成されて個性が出ていながらも譜面としての整合性を崩さず、更に楽しく演奏出来たのが良かったです。 終盤の16分と32分を組み合わせた鏡配置が特に印象に残りましたが、少し詰め込み過ぎな部分も見受けられました。 感想:緻密な音取りがされていて、また全体的に反転配置などが効果的に用いられてとても良いと感じました。    Final進出者は皆さん譜面を作るのが上手いのは当然のことながら、魅せ方を分かっているなと感じます。    この譜面もとても魅せられる譜面だなと感じました。絶妙なHS変化を交えてしっかり魅せる、匠の技だと思います。    しかしもう少しプレイ面に寄り添ってあげても良いのかなと思ってしまいました。 感想: 感想: 感想:非常に大胆な譜面だという印象です。 この譜面の所見に「様々な間隔の音符が使われているがそれ自体に強い意味合いがなさそう」 だというのがありまして、 終盤では28分の6打(足切り?)と20分の6打(1拍埋まる)が多用されていますが、 これが本質的なテーマではなさそうだと思っています。 ですから付点20分や5/96分などもありますが、それがやりたかったことなのではなく、 "x分音符などに囚われず、時間をそのまま目視する"みたいな...... 言語化が難しいんですけどそういうテーマなのかな...と。 もちろん曲を置いていきすぎだと感じたので若干の減点を加えていますが、 現状試行する人が居なさそうな試みなので、 順位に関わらず一定の価値がある譜面だと思っています。 感想: ◎=良いと思った点 ×=改善点、または自分の感性では理解できなかった点 ◎24小節〜。キックとスネアを大切にした構成で好感が持てました。 時々入ってくるトリッキーな音符間隔による崩しも、斬新でありながらもすんなり叩ける配置でGOODでした。 ◎48小節〜。3連符や付点16分をフィーチャーすることでメリハリをつけています。 また、ここで5連符を使うことで後半の展開を示唆している点もナイスです。 ◎97小節〜。見事な伏線回収。見た目のインパクトもさることながら、5連符・7連符を含む様々な音符間隔が 入り乱れているのにすんなりと叩けてしまう点が本当に凄いです。 配色だけでなく、曲の音との兼ね合いなどもかなり練られたのだろうと思います。 ×81小節〜。この譜面はごちゃごちゃ感を楽しむものだとは思うのですが、それでもこの一帯は少し閾値を超えてしまっているような 気がしました(自分の腕前が追い付いていないというのもありますが…) 特に92小節の211012みたいな配置がひっかかりやすいので、もう少し叩きやすい配置だとベターかなと思います。 【概評】 一般的な譜面創作では使われない音符間隔を貪欲に取り入れつつも整然とした1つの譜面にまとめ上げています。 譜面を構成する1つ1つの要素は物凄く尖っているのに、全体としてみると秩序だっている。 このような譜面は昔から大好物ですし、自分が譜面を作る上で目指している理想形でもあります。 非常にアグレッシブな譜面なので、人ごと、パートごとに好き嫌いが分かれるとは思います (私も全てのパートが大好きとは言い切れないです)が、それでも今回の譜面の中ではトップクラスのクオリティだと思います。 感想:前半は40小節目からのパートなどが結構詰まっているので、もう少しノーツの整然さが欲しいなと思いました。最後の97小節目〜のところはリズムも複雑で速い配置が連続で流れてくるので、もう少しスクロールが速いといいなと。 一方で、全体を通して音取りや複合の配色バランスは上手く整えられていたと思います。 感想: ○ ・不安定な配置の連続ですが、その不安定さの応酬によりこのリズムこそが真である、と思わされます。 配色にも規則性があり、運指が組みやすくされているのもポイントです。 ・難解な作りで一見難しそうですが、プレイ感もかなり良くコンボも繋がりやすく設計されている点に関しては お見事と言えます。 ・40小節からの意図的な112,221の繰り返しは叩いていてハイになれます。 △ ・不安定な間隔の音符を配置するためにフィーリングにやや無理があるように聴こえる個所もありました。 ただ、プレイしていてそこまで気になるというようなものではありませんでした。 ☆ あえて王道とは逆を往く。常にイレギュラーであり、しかし最先端の流行を取り入れる姿には流石としか 言えません。 この0〜9という10の数字でしか表現することのできない狭い芸術で10年以上たった今も新しい型を模索し続けているであろう 作譜者には頭が上がりません。 この譜面においても、過去から大事にされてきた基礎的な要素を踏まえたうえで最新の流行を混ぜつつ、また 新しいスタイルに消化したうえで提案している。素晴らしいです。 何度もプレイして、自分自身の糧にもできるよう精進します。 作譜者にとって良い結果となることを祈ります。 この場で競い合い、素晴らしい譜面に出逢えたことに感謝を。 【Masque】 感想:圧倒的なまでに自由な配置でありながら芯がブレていない、そんな印象を受けました。配色遊びはさることながら、やはり特筆すべきは 自己紹介とすら言える独特の音符感覚でしょう。20分や28分をここまで上手く使えるのはまさに圧巻の一言です。本来であれば90点以上を付けたいのですが、 平均点の問題で付けることが出来ないのが非常に惜しい…と思わせてくれる、素晴らしい譜面でした。(85 〇 那由多) 感想: シンプルな個所と複雑な個所を高レベルに1つの譜面に 落とし込むことに成功している譜面だと感じます。 後半から20分などの見慣れないような音符間隔をあたかも当たり前かの ように使い、かつ違和感を生じさせないのは極めてハイレベルな 配置技術を感じさせます。 ですが、個々の配置のレベルは非常に高いですがこの曲1曲を通してを 見たときに、配置ごとの主張が極めて強いことが影響して まとまりが薄いように感じます。 特に「少しでも鳴っている音があるのであれば取る」という方向性が 強く出ており、その結果として97小節以降の〆のパートなどがアンバランスに なってしまっているなど、裏目に出ている箇所があるように感じました。 製作、誠にお疲れ様でした。 感想:なんだこの空間?! 曲の持つ独特な世界観をしっかりと譜面の中で生かし切れていて、 尚且つグラグラするような不安定感の中、しっかりと音を当てはめているといった印象です。プロか??? ところどころ複雑怪奇な間隔ですが、16分に対しての24分の挟み方がおしゃれで素敵ですね… ただ、複雑怪奇な間隔を「超絶怒涛のリズム難譜面」と唱えるか、「ただ単にやりづらい譜面」と捉えるか、 個人差によって大きく評価が変わってくると思います。 感想: いいと思ったところ ・音取りの精度が良く、ところどころに配色へのこだわり(鏡配置など)が見られました。 ・22小節の配色が24分、16分で常に対になるよう配色されていて考慮されているなと感じました。 以下気になったところ ・14小節、18小節に見られる12分音符に違和感を持ちました。8分か符点8分などでよかったと思います。 感想: 特殊な音符間隔が入り混じっているもののその扱いが上手く、 効果的にアクセントとして活用できている譜面だと思います。 また、その特殊な配置の陰ではしっかりとキープするべきリズムをキープできており、 まさに土台がしっかりしているからこそ工夫が映える、素晴らしい譜面だと思いました。 特に81小節〜が見事でした。付点キックを一貫して軸に据えながらも 16分以外にも配置を発展させており、プレイしていてかなり楽しかったです。 ただ、97小節〜に関しては少し無理やり感があると思いました。 曲の要点は1021,というドラムの4分音符のリズムで、 さらにこの4拍目は次の小節頭がシンコペーションで前にズレてきたものなので、 3拍目と4拍目の間に楽曲の流れにおける区切りがあるのですが、 ここが28分→20分という密度の高い配置で流れが繋がっているように感じるので、 そこに楽曲と譜面のノリのギャップが生まれているように思いました。 感想:この譜面は密度のあげ方がとてもきれいにまとめられている譜面だと思いました。展開がしっかりと表されていて97小節の密度の上がり方がとてもきれいで叩いていてとても気持ちよくしっかりとまとまっているように思いました。